2012年 04月 10日
着物からスカート 完成です
とても簡単な形なので、縫い始めたらあっという間でした。
パターンは、本からです。
「型紙いらずの着物リメイク・ワードローブ」 松下純子 河出書房新社刊
片側のスリットが入っていて動きやすくなっています。
下のスカートは反対側がスリットです。
着用です。
後から気づいたのですが、前後のパターンは変わりませんが、スリットは右で履くように見本が、なっていました。
娘は、162センチ、少し細めのミスの9サイズの標準体型です。(9ARよりハーフサイズ細いが、腰骨と肩が張っているので通常9を着ています。)
本よりは、5センチほど長さを短くしたのですが、少し長いように思います。
それから、製図をしていないスカートなので仕方がないのですが、下スカートと上スカートを同じ長さで作る指示がありましたが、先ずそれでは下からピンクが見えると思い1・5センチ下スカートを短く作ってあります。
いくつか、はてなという本の説明だったのですが、問題の無い範囲で求められている形にしちゃいました。出来上がり寸法が、正しいのでよいことにしました。
娘は、ちょうどおへそのあたりでスカートをはいています。
ミセスサイズ9号の私が着用するともう少し体が立体的に見えたような気がします。
着て、動いた方が、スリットや上のスカートの柄が光の加減で綺麗に見える気がします。
柄にシミなどがあったピンクの着物が下のスカートなので、目立たなく仕上がったかなと思います。
着物は、ピンクは七五三の着物だったという事で見ごろの幅が前部分だけ少し狭くカットされていました。
なので、次のもう一枚のスカートは見えない部分に剥ぎを入れて取る予定です。
紺色は、袖にカケハギもどきがあったので、片方の袖を使いませんでした。こちらはもともと大人の無地の着物だったので前後ろの身幅が同じ布幅のまま作られていたので布に余裕がありました。
こちらは、もう一枚スカートが取れそうな感じに残っていますので、もしかしてブラウスでもできる?という感じです。
リメイク、もともとのものを着ていたであろう人のことを思いながら 楽しんでいます。
着物は多分ピンクは70年くらい前に七五三用に直しているので、かなり古い、そして青も2度くらい作り直している感じなのでかなりかなり古い。
この着物が出来たころの人はどうであったかとか、どんな世の中だったのかとか、作っている半分くらいの解きとアイロン検品作業をしながら、楽しんでいました。
こういう延々と続く柄物は、とてもとても好きながらです。
いくつか縫いたいものもありますが、週末甥っ子にあったらシャツを預かったのでこちらのリメイクも進行中。
ポルカさんの本が大活躍です。
このスカートを着るお嬢さんの着用写真を頂きました。
思った感じに着てくれていてうれしいです。
これから裾上げに戻ってきます。完成させるのが楽しみです。
写真ありがとうMちゃん。
スカート完成しましたね~。
あくまで控えめにもちらりと見える柄がいい感じですね。
着物がスカートにリメイクされてまた誰かが着ることになるとは、着物も最初の持ち主さんも思いもよらなかったでしょうね。
むーさんの言うように、私も着物のルーツを想像してみちゃいましたよー。
こんにちは。
無事に完成です。
100年前の人は、もとの形からは想像もつかなかったでしょうね。
この柄は、依頼者の友人とそのお母様がよく似合う感じです。
お嬢さんが着るという事なので、なんとなく顔が見えて作っていて楽しかったです。