古い大島 仕立て直しに出す用意

以前、実家の母のところから貰ってきたものですが、袖がほつれるなどがあり、今年直すかもう1,2年着てからにするか迷っていたのですが…
主な縫い目に弱りがあると思い、洗い張りと仕立てなおしに出すことにしました。

実母にその話をしたら、自分で仕立てるの?それは…と微妙な顔をされたので、お仕立てに出すことにしました。
で、まずはその準備。
解きです。
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今はちょうど袷を縫っているので、塗った順番と逆に解いていくと、よく構造がわかりましたし、今までにいつになく早く解き終わりました。
あとは、お仕立ての方の都合がつけば持っていきます。

解いていて面白かったことは、何度か直した跡があったことです。
なので、押し立て直しに出す決断をしてよかったなと思いました。
きわどくて。私には組み立てられないかもしれないです。
そして、織り込みが前にもありましたので4センチくらい身丈を出せるかなと思います。
そのあたりも洗い終わり次第ですが…

祖父の兄弟の着物なので、母の前にも誰か着たのかもしれません。
直しの糸が様々な糸でした。
又、袖部分は、もろかっただけあり、どうかなと思ったら、何か所か寸法を直してありました。
裾も直したらしく、胴裏の裾回しとの縫い代が若干少ないかんじでした。
(胴裏は、仕立てなおしの時に場所を少しずらして位置を変えて、布を変えずに綺麗になるように仕立て替えすることができるように裾回しとの剥ぎ部分の縫い代が多くなっています。)
祖父は生きていれば110くらいなので、その姉か妹の着物なので、100歳以下ですが6,70年前のものだと思います。
入れてある裾布も、年代物の裾回し布でしたし、襟裏も胴裏の残りでした。
母の着るときには、どうも全体を直したのではなく一部直したようです。
背縫いと袖の一部がとても古い糸でしたので、どうも丸洗いと、寸法直しに出したんでしょうね。

仕立てなおしに出して正解だったのは、最も古いと思われるところが背縫いとおくみ付け部分だったのですが、いずれもとても糸が弱っていて、引くことがむつかしいことになっていました。
それでも、直しながらもきちんと基本にそって綺麗に縫ってありました。
今は袷を縫っているので勉強になりました。
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着るとこんな感じです。以前の画像ですが…
合わせの時期に又戻ってきて、着るのを楽しみにしています。

こうやって直して着ることのできる着物ってすごいですね。
そうそう、以前のこの着物のことはこちら
気に入ったものは、大事に着たいなと思います。


by masako_texas | 2017-07-12 16:50 | お直し | Comments(0)