2015年 03月 27日
浴衣Ⅲの2
今回は、ほぼ同じ工程を3回目なので、自分でサイズを把握して作ろうと思いクロッキーブックにメモを取りました。
これを何度か開きながら作れると、少しづつ覚えられるかなと思います。
幾つかわからなくて毎回先生に助けていただいている部分があり、今回は構造が分かってきたので何とか自分の手で仕上げたいと思います。
それから手縫い糸も、30番の糸がありましたので合う色を用意しました。
同じ教科書を何度も見ているうちに、自分のサイズとして出したものがなぜこのサイズなのかがわかったり、先の着物のリストを作りながら、着丈や袖丈、前と後ろの幅などがなぜこの幅なのか考えるようになりました。
例えば後ろ巾、前幅はヒップによって決めます。
87までだと後ろは27.5前は22
88~92だと 28.5 23
93~95だと29.5 24
96以上だと30.5 25
こうしてみると母の着物が、なぜ後ろ30超、前26~7だったのかが分かります。
母は、13から15号の間くらいで、身長は153センチほど。
そして着物には衣文を抜くところがありますので、襟肩あきもありますが、母の物は3センチでした。体型によって大きくしたり1センチくらい前後するようです。
又、着丈は短いはずなのに、身体の幅が正方形に近いというか大きな茶筒のような体形でしたので、2センチほど気丈が長かったのもなんとなくわかる気がしました。(その分をそうした分量で回るように仕立ててあったんですね。)
なのでおよそ8センチくらい身長が違うのですが、私にも苦無く着られるのはそのせいでもあります。
そのあたりが、面白いなと思います。
この生地は、リサイクル品なので、11m少ししかありません。
前回浴衣Ⅱ寄りももう少し短いのですが、着丈を3センチ短くすることで、3×4で12センチ布を節約して、何とか襟やおくみを剥いだりしないで裁断することが出来ました。
着丈が短い文おくみの長さも短くなりますので、更に6センチくらい節約できたことになります。
サイズを揃えて、おくみを鍵おくみにすることも考えたのですが、娘も163センチ、ちょこっとおはしょりが短くなる程度できることが出来ますので、着丈157で十分かなと思いました。
袖と見ごろの印をつけて、背縫いと袖を縫っていけるといいなと思います。
他、次週は、襦袢の袷の袖を皆で習うお約束をしているので、先の洗ったものを裁断して縫えるようにして何とか宿題完成です。
まだまだですが…
始めた頃よりは先が見えるようになり、何をしているのかわかるようになりました。
出来ないことも見えてきました。(笑)
by masako_texas
| 2015-03-27 17:19
| 和裁お稽古
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